TOKYO LEGACY HALF MARATHON 2025

Graphic, Art Direction, Photo Direction

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【Background】
東京レガシーハーフマラソンは、一般財団法人東京マラソン財団が主催し、東京都や日本陸上競技連盟などが共催する、国際ハーフマラソン大会である。2022年に創設され、東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシーを継承することを目的としている。

国立競技場を発着点とし東京を駆け抜ける、東京2020パラリンピック競技大会のマラソンコースを活用したハーフマラソン大会で、エリートからランニング初心者まで、障がいの有無を問わず参加する新たなランニングイベントである。その2025年大会のキービジュアルデザインをMY HEADが担当した。

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【Concept】
東京2020オリンピック・パラリンピックレガシーとして、都市に根づくスポーツイベントである東京レガシーハーフマラソン。大都市・東京を舞台に、さまざまなランナーが参加するこの大会では、オーセンティック(本物)でありながら時代を超えて共感される価値観が大事になる。

東京ならではの新しいオーセンティックさを「TOKYO AUTHENTIC」と置き、それを表現するのに、聖地・国立競技場の中でも象徴的である観客席を選んだ。その座席は、コロナ禍において無観客開催となった東京2020大会において、視覚の寂しさをカバーするために多様な色に変えたものである。

その象徴的でカラフルな観客席はキャッチーであるが故、新たなレガシーを作る撮影スポットにもなり得る。故に、その場所を舞台として、「Next Generation Athlete Award」の1位に輝いた男女2名のアスリートの、ありのままの姿を捉えた。そこには、新しいランニングカルチャーへの希望が込められている。

Executive Producer / Creative Director: Yuito Ueda(hashiruhito productions)
Producer / Project Manager: Akari Gima(hashiruhito productions)
Art Director / Graphic Designer:Yu Miyazaki(MY HEAD LLC)
Photographer:Toshio Ohno
Stylist:yutakaaoki
Hair&Make-up:yoko hirakawa(mod’s hair agency)
Model:Yuta Nakagawa / Kotomi Nakamura
Production Producer:Keita Watanabe(isai Inc.)
Production:isai Inc.