NIKKEI 150th Dialogues on the Future
Concept, Graphic, Logo, VI+CI, Art Direction
【Background】
2026年、創刊150周年を迎える日本経済新聞が記念イベント「Dialogues on the Future」を開催。MY HEADはキービジュアルデザインを担当した。
150年にわたり時代の変化を見つめ、伝え、読み解いてきた日経が、その先の未来を考えるために「Dialogues on the Future」である。国内外のリーダーや識者、次世代を担う人々が虎ノ門に集い、経済、社会、テクノロジー、メディア、カルチャーなど多様な領域を横断して対話を行う。未来をひとつの答えで捉えるのではなく、異なる視点を交わしながら、これからの時代に何を変え、何を変えず、どう向き合うのかを考えるイベント。
【Concept】
「未来への対話」をテーマにしたイベントのため、ビジュアルコンセプトを「Another Perspective (on the Future)」と置いた。
150年の永きにわたり、日経は時代の変化を見つめ、伝え、読み解いてきた。その蓄積が教えてくれるのは、未来はいつも、ひとつの見方では捉えきれないということ。未来をつくるのは、たったひとつの視点からではない。異なる視点が出会い、ぶつかり、響き合うことが重要。そんな考えから、デザインを発想していく。
先述した「異なる視点が出会い」から生まれるアウフヘーベンを表現するために、要素には「パースペクティブ」を用いた。パースを入れることにより、画面上に動きを演出もでき、何より、「過去から未来へと進む150年の歴史」を表現するためのモチーフとしても効果的だと考えたからだ。それだけではなく、パースペクティブは、双方向から伸ばすことによって、対話を感じさせるツールにもなる。
また、巨匠、東山魁夷がデザインした、日経の社章である「太陽樹」。樹木から伸びる枝葉をパースペクティブに当てはめて表現することで、より「日経ならでは」の表現になるため、日経の歴史を感じさせることができると考えた。
さらに細かいファクターとして、150年にちなみ、画面を150のグリッドに分割するグリッドシステムを構築。フォントやモチーフは、グリッドのラインや交点を基軸とすることで、デザインやモーショングラフィックに制約を与えた表現をすることが可能となる。
そのため、フォントはパースペクティブの影響を感じさせやすい横軸のラインが強調されるものを制作した。読ませるというよりは、パースがかかることを前提とし、ビジュアルのイメージをそれ自体が構築するものを目指してレタリングしている。
Senior Producer: Kohei Izawa(Empire Entertainment Japan, Inc.)
Producer: Ryogo Hashiba / Hidetaka Oura / Myuji Sato(Empire Entertainment Japan, Inc.)
Art Director / Graphic Designer: Yu Miyazaki(MY HEAD LLC)
Production: Empire Entertainment Japan, Inc.
Client: Nikkei Inc.