【Background】
企業間レンタル移籍プラットフォームを提供する株式会社ローンディールが、組織や個人の「WILL」の普及を目的に、組織向けのビール作り研修「飲むWILL醸造プロジェクト」をスタート。「WILL」とは、「VISION、MISSION、VALUE」を言語化したものだとローンディールは定義している。彼らが提供するレンタル移籍サービスのように、未知なる世界に飛び出す時には、「WILL」が挑戦者の背中を押す役目を担う。そこから、「WILLをもっとカジュアルに楽しく語り合いたい。」と発想し、【WILLをクラフトビールにする】という構想が誕生したという。MY HEADはラベルのグラフィックデザインを担当した。

【Graphic Design】
MY HEADがプロジェクトにジョインした時には、既にプロダクトの名称やコンセプトが決まっていたが、先の与件から「越境エール」という名称の指す「越境」が、「WILL＝意志」によって行われるものとして、ローンディール内で定義されていると分かった。つまりは、ビールとは意志の媒介物であり、そのような機能を期待されているものだと整理。そしてそれは、シナプスに近いものというイメージを持った。「越境」とは、シナプスのように意志が繋がり合うことで、達成できること。ビールはその瞬間に電光のように発せられる神経物質たる存在である。そんな「繋がる」イメージをデザインには込めた。

飲むWILL醸造プロジェクト（PR TIMES）

Project Manager:Yosuke Okawa(LoanDEAL)
Project Leader:Shizuka Murakami(LoanDEAL)
Art Director / Graphic Designer: Yu Miyazaki
Production: MY HEAD
Client: LoanDEAL Co., Ltd.