GRAPHGATE2023

Concept, Graphic, VI+CI, Space, Art Direction

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【Background】
キヤノンが、作品づくりに強い意思を持つ、新しい可能性や才能と出会うことを目的とした写真・映像作家のオーディション「GRAPHGATE」を開催。「入賞だけで終わらせず、さらに次へとつなげてほしい」という思いから、「GRAPHGATE」は作品の美しさや表現技法だけでなく、強い意思や創作意欲を伝える作家自身のコミュニケーション力を重視している。

第1回目となる本年は、選考委員に梶川由紀氏、品川一治氏、千原徹也氏、長野智子氏、藤森三奈氏の5名を招聘し、応募総数1,258名の中から20名を選出。9月9日(土)に開催した二次選考会で、自身の作品と作家活動についてプレゼンテーションを行った。その中から優秀賞5名と佳作7名を選出し、「GRAPHGATE展2023」を開催する。MY HEADはその展示のグラフィックデザインを担当した。

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【Graphic Design】
写真という言葉は、時に誤訳とも言われる。元々のPhotographという言葉の意図するものは、「Photo(光)+Graph(画)」であるから、「光画」と呼ぶのが正しいのではないかという話は時々言われる話でもある。
そうすると、「真を写す」という言葉よりも随分自由な雰囲気を持つことになるが、本来は「写った対象」ではなく、光を操る表現者自体、すなわち「写真家」が主体の言葉になるはずだったと思う。

「GRAPHGATE」は、「何が撮れているか」よりも、「誰が、どうして撮ったか」という点に重心を置いているプロジェクトである。それはつまり、写真家たちが光を操り、「写真から写真家」へと主体性を取り戻すための旅のようなものになっていくのではないかと考えた。
そして、全体を「主体性を取り戻す旅」と置いた場合、個人にとって「GRAPHGATE」は文字通り、その旅路における「入場ゲート」と捉えることができると考えた。そこから、ビジュアルには「BEYOND THE BEGINING LIGHT(始まりの光を超えて)」というテーマを設定し、作家たちがそのゲートにおける「最初の感光」を超えて、その先の遥かな道を進み続けてほしいという願いを込めた。願わくば、Canonのプロダクトと共に。

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Art Director / Graphic Designer: Yu Miyazaki(MY HEAD LLC)
Exhibition Design: Kei Murayama
Client: Canon Marketing Japan Inc.